【自治体事例-5】すべての利用者に見やすい、わかりやすい、知りたい情報にスムーズにたどり着けるホームページ『広島県三次市』

高谷山からの景色

三次市は、広島県の北東部、中国地方のほぼ中央に位置しており、古くから文化・経済・交通の要衝として機能していたことに加え、四季折々の豊かな自然に恵まれ、奥深い歴史と文化が息づくまちです。 
三次市では、令和5年1月にホームページをリニューアルし、ホームページ上の表示フォント(Webフォント)としてUD(ユニバーサルデザイン)フォントを導入しました。

自治体ホームページへのWebフォント導入の目的や経緯などについて、三次市 秘書広報課 安本さんにお話を聞きました。(以下、敬称略)

三次市のホームページとは、どのようなサイトですか?

安本 令和5年1月に全面リニューアルを行いました。
近年のスマートフォンやタブレット端末での閲覧の増加に対応するとともに、知りたい情報にスムーズにたどり着けるよう検索機能を強化するなど、すべての利用者に見やすい、わかりやすいホームページとなるよう努めました。
また、子育てやふるさと納税など皆さんの興味関心が高い項目については、特設サイトを設置しています。

―TypeSquare(Webフォント)を導入された背景を教えてください。

安本 リニューアルの際には、アクセシビリティの向上やユニバーサルデザインの導入にも重
点をおいており、やさしい日本語の導入などと合わせ、UD フォントの導入を決めました。

―モリサワのUD 書体を選んだ決め手・理由を教えてください。

安本 令和3年度に「Catalog Pocket(カタログポケット)」を導入しており、利用者が違和感なく利用できると考え決めました。

Catalog Pocketで「広報みよし」を見る

―サイトリニューアル後(「UD 書体」導入において)市民からの反応はございましたか。

安本 UD フォントについて直接のご意見などはいただいておりませんが、サイトが見やすくなったとの感想をいただいております。
「見やすい」というのは、単に色やデザイン、構成だけではなく、フォントも重要な要素だと思っています。このたびUDフォントを導入したことで、よりやわらかく読みやすい印象を与えていると思います。

―今後、三次市ホームページについて目標や展望を教えてください。

安本 三次市のことは、市のホームぺージを見ればわかる!というサイトをめざします。
また、防災メールや市公式LINE とホームぺージとの連携をはじめており、災害情報も見やすく、わかりやすい発信になるよう努めます。

高谷山展望台から見る霧の海

三次市ホームページでは、検索項目が非常にわかりやすく配置されており、利用者の「何を知りたいか」に寄り添った作りになっていると感じました。
「すべての利用者に見やすい、わかりやすい、知りたい情報にスムーズにたどり着ける」という理念の中で、UDフォントが貢献できていることを嬉しく思います。
本日はありがとうございました。