TypeSquare Blog編集部

ウェブの次に作ったのは、スタンディングデスク。もの作りへのこだわり[nD Inc. 中原 寛法]

ノマドやコワーキングスペースに象徴されるように、働き方やその場所に関する意識の変化が起きる中、今にわかに注目を集める「立ったまま仕事をする」スタイル。ウェブデザイナーをはじめ、クリエイティブに関わる多くの人が座ったまま仕事をすることが多い現状で、この逆転の発想が、健康面への期待もあって取り入れられつつあります。 とはいえ、そのための「スタンディングデスク」は無骨なものが多いのもまた事実。それならば自分で気に入ったものを作ってしまおうと行動を起こしたのが、株式会社nDの代表取締役として多くのウェブ制作や企業ブランディングを手がけ、株式会社gifteeの共同創業者としても知られる中原寛法さん。デスク作りから見える、中原さんのデザインへのこだわりについて伺いました。 中原さんといえば、ソーシャルギフトのgifteeをはじめ、ウェブのお仕事をなさるイメージですが、まずは直近のウェブでのお仕事についてお聞かせください。 greenz.jpのリニューアル、エンタープライズ向けのiPhoneアプリのデザイン、クラウドファンディングサービスのリニューアル、新しいレストランガイドのサービスデザインなどを行っています。 そんな中、スタンディングデスクに取り組まれるきっかけは何でしたか? 5年ほど前、立って仕事をしてみたくなって、冷蔵庫やビールケースで試していたんです。ただ、やっぱりというか、どうもしっくりこなくて。市販品も色々あたったのですが、事務用品的なものが多くて食指が動かなかったんです。それなら作ってみようということで、インテリアデザイナーの鈴木一史さんに相談しました。 鈴木さんはインテリアデザインだけでなく、飲食店の経営もなさっているということですが、この机のポイントはどういったところですか? 机の面に使った木材ですね。オーク材を使用して、MacBookにジャストサイズになるように切り出しています。仕事部屋においてしっくりくるサイズ感や見た目を追求しました。 この大きさでさらにスライドテーブルが引き出せるんですね。 リラックスして作業できるようにコーヒーテーブル(ビールテーブル)をつけています。実は次のバージョンを試作中で、テーブルを内側に挟み込んだり、脚をカメラの三脚にしたりして、コストを抑える工夫をしています。 直立するヒトという意味のホモ・ エレクトスから「ERECTUS」と名付けられたそうですが、進化を続けているのですね。中原さんがこうしたすべてのデザイン作業で、常に意識していることはありますか? ERECTUSの使用イメージ 例えばERECTUSのように、自分の嗜好を追求すれば良いこともありますが、デザインする対象がそうでない時は、頭を切り換えて、先入観を取り払って、どうすると価値を伝えられるか、より良い体験に繋がるかを意識しています。 そんな中原さんがタイポグラフィで気をつけていることはありますか? その文字を目に飛び込ませたいのか、サラッと流して欲しいのか、丁寧に読んでもらいたいのか、読み手のことを考えるようにしています。それから、これは仕事で提案する場合ですが、クライアントの方が少し古いパソコンをお使いになっている時などは、書体によってどれだけ印象が変わるのかということも理解いただけるように説明をしています。 最後に、中原さんのお気に入りの書体を教えてください。 (見本帳をめくりながら)そうですね…、「UD新ゴ コンデンス 90」ですね。 UD新ゴコンデンス 90 サンプル デジタル文字は美しく進化する 8つもウェイトがありますし、それぞれの太さをどう使うか、デザイナーとしての力量を問われているような気がします(笑)。いろいろなチャレンジをしたいですね。 この度はありがとうございました。 プロフィール 中原寛法(なかはら ひろのり) 生まれも育ちも本社も、岡山県井原市。2003 年千葉大学大学院デザイン科学専攻修了後、翌日からフリーランス。「インターネットを使って、インターネットの外側を、もっと楽しく、そして、より豊かに。」をモットーに、さまざまなウェブの企画・デザイン・開発を行う。Google / KDDI のキャンペーンのディレクション・デザイン、ソーシャルギフトサービス giftee、地域 × クラウドファンディング FAAVO の立ち上げ、スタンディングデスク ERECTUS の開発など。クリエイティブ・ディレクター / デザイナー / 株式会社 nD 代表取締役 / 株式会社 giftee 共同創業者。社員はサーファーとフォトグラファー。 鈴木一史(すずき かずふみ) インテリアデザイナー/ショップオーナー。1979年生まれ。東京都のインテリア設計・施工会社を経て2010年に独立。飲食店のプロデュース及びインテリアの設計・施工を手掛けると同時に、独立と同年の2010年にカフェ「STUDY」を松陰神社前にオープン。「鈴木工芸社」として、渋谷のカフェ「ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」、2015年3月に「Bird 代官山」をオープン。 ERECTUS製品サイト http://www.erectusthestandingdesk.com/  


ブログリニューアルキャンペーン実施中

TypeSquareブログがリニューアル。日頃のご愛顧に感謝して、プレゼントをご用意しました。 豪華賞品も当たるこのチャンスをお見逃しなく! 賞品紹介 TypeSquareロゴ入りBluetoothイヤホン 5名様 わずか12gの軽量タイプ。本体ボタンでリモコン操作も可能。通話用マイク搭載&Bluetooth 4.0対応で、最新のスマートフォンをはじめとする幅広い機種でご利用いただけます。 本体カラーはブラック。右耳部分にさりげなくTypeSquareロゴをあしらっています。 ※掲載画像はイメージです。 giftee「ローソン『マチカフェ』引換券」 500名様 全国のローソンの店頭で引換できるデジタルチケット。 お仕事の合間にコーヒーで一息入れませんか? キャンペーンの応募方法 リツイートして応募! エントリーは、公式twitterアカウント「@typesquare」をフォローして、キャンペーン期間中に指定された投稿をリツイートするだけ!抽選で500名様にgiftee「ローソン『マチカフェ』引換券」プレゼント! TypeSquareに登録して応募! TypeSquareの会員登録(無料)を行っていただいた方の中から、抽選で5名様に「TypeSquareロゴ入りBluetoothイヤホン」をプレゼント! キャンペーン期間 2016年12月6日(火)〜2017年1月31日(火) 《今すぐフォロー&リツイートして応募》 《さらに今すぐTypeSquareに無料会員登録して応募》   キャンペーン概要 賞品・当選者数 リツイートして応募の賞品 giftee「ローソン『マチカフェ』引換券」を、抽選で500名様 TypeSquareに登録して応募の賞品 TypeSquareロゴ入りBluetoothイヤホンを、抽選で5名様 発表・当選連絡 giftee「ローソン『マチカフェ』引換券」: キャンペーン期間終了後に厳正な抽選を行い、当選された方には2017年2月上旬より順次、Twitterアカウントにダイレクトメッセージでご連絡させていただきます。 ※「@typesquare」をフォローしていない場合、当選は無効になります。 TypeSquareに登録して応募: キャンペーン期間終了後に厳正な抽選を行い、当選者を2017年2月中に決定いたします。当選された方には電子メールにてご連絡させていただきます。 ※すでに会員の方も抽選の対象となります。 ※TypeSquareを退会していた場合、当選は無効となります。 注意事項 応募者は、日本国内に居住されている方とさせていただきます。 当選で獲得された権利は、他の人に譲渡することはできません。 Twitterの「いいね」は抽選の対象外となります。 TypeSquareに登録して応募された方がTypeSquareロゴ入りBluetoothイヤホンに当選された場合、TypeSquare会員登録のメールアドレス宛に当選のご連絡をさせていただきます。当選通知より1週間以内にご連絡がない場合、当選は無効となります。 当サイトの利用によるいかなるトラブル・損害(直接、間接の損害別を問わず)が発生したとしてもTypeSquareは一切の責任を負いません。あらかじめご了承ください。 当キャンペーンサイトの利用または利用停止もしくは不能により生じる損害につき、TypeSquareは一切責任を負わないものとします(Twitterのサーバダウン等を含む)。 当キャンペーンの運営一切はTypeSquareが行います。必要と判断した場合には、本応募要項を変更できるほか、当キャンペーンの適正な運用を確保するために必要なあらゆる対応ができるものとします。 応募者は当キャンペーンのご応募にあたり、本応募要項及び事務局の運営方法に従うものとし、その運営方法について一切異議を申し立てないものとします。 当キャンペーンは、Twitter社とは一切関係ありません。 個人情報の取扱い お客様の個人情報はモリサワのプライバシーポリシーに基づき、管理を行います。お預かりした個人情報の取扱いについては、こちらをご参照ください。 運営者 TypeSquare 問合せ先 TypeSquare問合せフォーム   《今すぐフォロー&リツイートして応募》 《さらに今すぐTypeSquareに無料会員登録して応募》


【2016年まとめ】Webフォントはどこまで進化した?

2016年のTypeSquareのトピックを総まとめ。Webフォントに関する疑問はこれで解決?! 表示速度や機能 TypeSquareではCSSの標準的な機能で文字詰めを行うことができます。 https://twitter.com/typesquare/status/767911810074750976 Webフォントの表示速度もサービス当初から大幅に短縮しています。実際に検証いただいた結果はこちら。 https://twitter.com/webtanforum/status/699718484993835008 さくらのレンタルサーバーをお使いの方は、TypeSquareのWebフォントを無料でご利用いただけます。 https://twitter.com/sakura_pr/status/748083663477293056 Webでもフォントは重要? 制作の現場では、Webフォントの実用性について様々なお悩みも多いことと思います。デザイナーの皆さんに率直な思いをお話いただきました。 https://twitter.com/LIG_J/status/691809470104608768 速度や価格についての疑問には、担当者がしっかりとお答えしました! https://twitter.com/ferretplus/status/758132185312276480 多言語もWebフォントとして利用できます。日英中韓で統一したイメージを出せる書体もあり、新たに追加されたタイ文字はデザインバリエーションも豊富です。 https://twitter.com/typesquare/status/793306094458273792 書体選びとその効果 ブランディングに欠かせない書体。ケースによって書体の役割を見極めることが大切です。 https://twitter.com/webtanforum/status/691744637468307456 TypeSquareでは、ユニバーサルデザインに配慮した「UD書体」もWebフォントとしてご利用いただけます。 https://twitter.com/ferretplus/status/755676799481225216 Webフォント最新事例 リニューアルを機にWebフォントを採用いただくケースも多く、デザインと更新の手軽さの両立でご好評いただいています。 https://twitter.com/webtanforum/status/699355010128195585 新たなユーザ獲得に向けた施策にも、書体選びが重要な役割を担っています。 https://twitter.com/LIG_J/status/798000014211616768 Web制作やフォント選びのヒントとなりましたら幸いです。これからもTypeSquareの進化にご期待ください。 TypeSquareの無料登録はこちらから。


100種類以上のWebフォントを試したサイトの担当者が本音で語る実際の使用感

文字による文字のための文字のサイト「type.center」は、文字に関するあらゆる情報が網羅されたウェブメディアで、サイトではこれまで100種類を超えるWebフォントが使われてきました。 実際に国内外のWebフォントを利用した感想や、そこから見えてきた可能性について、2016年5月30日に渋谷ヒカリエで行われた「BOHR(ボーア)フェスティバル ~文字のデザインから見るWebの未来~」 で講演されたスライドが公開されています。タイプ・センター管理組合の花村さんと萩原さんが注目するWebフォントへの期待とは?ぜひご覧ください。   関連リンク:type.center


「文字詰め」の使い方

見出しなどで、「文字と文字の間が空きすぎている」と感じたことはありませんか? 「文字詰め」機能を利用することで、一文字ずつ調整することなく適切な字間調整が可能となり、より引き締まった印象を与えることができます。CSS の標準的な機能を利用するもので、簡単に導入いただけます。 導入方法 「font-feature-settings」を利用します。 CSS中でfont-familyを記述している箇所に、以下の記述を追加します。 [crayon-587f1f602550e544661793/] この 'palt' は「プロポーショナルの文字幅(プロポーショナルメトリクス)」を適用するためのキーワード(フィーチャータグ)です。 フィーチャータグを指定することで、かなや約物など全角幅でデザインされた文字が、固有の適切な字幅で前後の文字と詰まって表示されるようになります。 'palt' 以外に利用可能なフィーチャータグとして 'halt' があり、こちらは主に約物類を半角幅に調整します(字幅半角メトリクス)。 プロポーショナルメトリクスの例(上:設定なし、下:'palt'を適用) 字幅半角メトリクスの例(上:設定なし、下:'halt'を適用) 文字詰めに関する情報は、当社フォント製品「MORISAWA PASSPORT」などに収録されているフォントと同一ですので、手元の制作環境にあるデスクトップフォントを利用して、文字間の詰まり具合を確認することもできます(これらの詰め情報は、OpenTypeの仕様で定義されたものです)。 対応書体 モリサワ:日本語515書体(※) SCREEN GP:日本語40書体 ※ 陸隷では、半角の約物調整のみご利用いただけます。 ※ 対応フォントは順次拡張していきます。 サポートブラウザ環境 Internet Explorer 10以降 OSX10.11 以降の Safari 9.1以降(※制限あり) Firefox 15.0以降(Firefox 34.0 未満の場合は、prefixに-moz-が必要) Chrome 21.0以降(Chrome 48.0 未満の場合は、prefixに-webkit-が必要) Microsoft Edge スマートデバイス環境: iOS 9.3.3以降のSafari(※制限あり) Android 4.4以降のAndroidブラウザ(Android 4.4の場合は、prefixに-webkit-が必要) (2016年8月22日現在) 上記ブラウザで現在確認されている制限事項や注意事項は次の通りです。 Safari では、行頭の印字開始位置が調整されません。また、複数のフィーチャータグを指定すると、設定が解除されることがあります。 canvas への描画は、ブラウザによるサポートが不十分なため、多くの場合 font-feature-settings が適用されません。font-feature-settings を @font-face 内に記述する(Firefox)、font-feature-settings を設定したエレメント内に canvas を配置する(Safari / Chrome)、など、一部のブラウザでは適用されることがあります。 font-feature-settingsでは、仕様上さまざまなフィーチャータグを指定することができますが、現時点でサポートしているものは文字の位置調整に関わる値のみです。縦組み用フィーチャータグは、Chrome 以外のブラウザでは期待した動作となりません。各種字形置換に関するサポートは、今後対応予定です。   TypeSquareのフォント一覧を見る


モリサワコーポレートサイトでWebフォントを全面採用

2015年10月1日にリニューアルを行ったモリサワのコーポレートサイト。 映像や写真とともにサイトに彩りを添えているのがTypeSquareから配信されるWebフォントです。 サイトではすべてのページでWebフォントを採用し、できる限りテキストを画像化することなく設計しています。運用面では、見出しなどに修正があった場合でも、ページのテンプレートにあらかじめWebフォントが指定されており、テキストを修正するだけで書体が適用されます。 また、キービジュアルや動きのある演出を加えた部分では、SVG画像を用いています。これは、解像度の高い閲覧環境でも、Webフォントともに全体の美しさを保つための工夫のひとつです。 基本の書体として、見出しには力強さと信頼感を備えた「ゴシックMB101」を、本文には可読性を重視した「UD新ゴNT」を採用しています。さらに、レスポンシブデザインへの対応の一環として、画面幅が狭まった際には、本文のテキストを通常より文字幅の狭い「UD新ゴ コンデンス」に変更し、スムーズな閲覧に貢献しています。 書体見本のページではWebフォントを活用した試し打ちもできます。 Webフォントともに新しくなったモリサワのコーポレートサイト、ぜひご覧ください。 (サカモト)


suzumushi

新書体レビュー:「すずむし」(2014)

新たに配信を開始した書体をご紹介するこちらのコーナー「新書体レビュー」。 記念すべき第1回目は2014年リリースの すずむし です!   この「すずむし」は、一般公募から生まれた書体ということをご存知でしょうか? 2012年に開催された書体のコンテスト、モリサワ「タイプデザインコンぺティション 2012」和文部門で、モリサワ賞 銅賞、明石賞、ファン投票1位と3つの賞を受賞した書体なのです。   受賞者の豊島晶さんが「落語や小噺のような、下町の人情的で温かみのある世界観で制作した」というこの書体は、たくさんの墨を含んだ筆で書いたような、ふくよかで瑞々しい点画が親しみを感じさせる、かわいらしいデザインが特徴です。   ホムパ、女子会、何着てく?   日本語の書体デザインといえば、原稿用紙のマス目に文字を書くように、真四角の中に規律正しく描かれることが一般的。 ですが、この「すずむし」は、あえて正方形にまとめない文字の設計が、アンバランスながらも、文章にしたときに軽妙なリズムを生み出します。漢字、ひらがな、カタカナの微妙な大きさの違いも相まって、まるで文字が動き出しそうな雰囲気を持っています。 漢字も一見ゆるやかな印象ですが、メリハリの効いた縦と横のラインと、しっかりと作り込まれ細部によって、文字の形がはっきりと浮かびあがり、読みやすさとデザインを両立しています。   恋するモテ髪 恋するモテ髪 恋するモテ髪   他のデザイン書体と比べてみました↑ 上は軽妙でかわいらしい印象の「はるひ学園」、下はぷっくりとしたふくよかな「プリティー桃」です。いかがでしょうか。 その個性が光る「すずむし」は、親しみやすさ、かわいらしさを演出したいときなど、子どもや女性向けの媒体はもちろん、昔ながらの情緒を感じさせる和のデザインとも相性抜群です。   魔法のパン屋さん   そんな「すずむし」の作者である豊島さんも登壇する特別セミナー「タイプデザイナーの視点」が、3月20日(金)に東京・秋葉原で開催されます。書体デザイナーやエンジニアの方々による、フォント制作の舞台裏や最新トピックの講演です。ここだけのエピソードも盛りだくさんです! 講演内容やお申し込みはこちらから   ▶「すずむし」はフォント一覧の「デザイン書体」またはフォントファミリー名からお選びください   (サカモト)